翔鷗号(かもめとぶごう)について

「翔鷗号(かもめとぶごう)」は株式会社リクルートの創業者である江副氏のオーダーにより、ヨットの名門とされる岡崎造船で製造されました。初めての進水(製造した船体を初めて水に浮かせる作業)したのは、今から30年以上も前の1986年でした。翔鷗号は長さ60フィート(18メートル)定員35名という、日本最大級のヨットです。ヨットの見た目の特徴として、デッキ全てがチーク(木材の種類)で出来ており、内装は匠が仕上げた工芸品のように手が込んでいます。その見た目はまさに、高級家具か高級調度品のようだと評されています。
翔鷗号(かもめとぶごう)製造時の様子
ヨットの種類

新しくなった翔鷗号(かもめとぶごう)

快適性が増した部分

【快適性が増した部分一覧】
・最新エンジンにより馬力が向上!
・スタッフ室とオーナー室を分離!
・セール類のロープワークを電動化!
・海水を淡水化する装置を設置!
・エアコン、テレビ、冷蔵庫等の電気機器を一新!
・キッチン周りの調理器具を一新!
翔鷗号(かもめとぶごう)の歴史
1986年3月:小豆島・岡崎造船にて進水
1986年12月:グァムレース出場。2着フィニッシュ
1986年〜1995年:企業福利厚生施設として通算約5万マイルを帆走 主なコース:下田〜福岡・下田〜油壺など
1995年:海洋計画設立 実践ヨット塾開始
1996年:林賢之輔氏のデザイン艇が集うケンノスケカップにほぼ毎年参加。(2001年初優勝)
2000年:NHK番組取材にて小笠原・北硫黄島(無人島)40日間航海を達成
2002年:小笠原航海往復にて台風に遭遇するも、無事故で無事ホームポート下田へ帰港。
2014年:タモリカップ出場
2015年:タモリカップ出場
2016年:タモリカップ出場
2017年:タモリカップ出場
2018年:タモリカップ出場
設備・仕様

メインサロン
ギャレー(キッチン)
ナビゲーションルーム
トイレ(2つ)
シャワー(2つ)
バース(11人分の寝棚)
■ 設備仕様
全長:18.5m
総トン数:19.6t
定員:35名
設計:林 賢之輔
建造:岡崎造船
救命設備:救命胴衣定員分、膨張式救命いかだ40人収容、SOS発信機
通信設備:VHF無線機
厨房設備:大型冷凍冷蔵庫、電子レンジ、ガスレンジ
空調設備:エアコン完備 その他 −法定備品完備
